がん治療の現場を見学してきました!

2人に1人はがんにかかると言われる日本人。
だからこそ、がんに対する備えをしておくことが大切です。

備えを考える中で、まず知っておきたいのが治療に関する情報。
治療の選択肢を知っておくことは、自分の命を守る助けになります!

そこで、近年公的医療の対象となる治療が拡大している陽子線治療(放射線治療のひとつ)を学ぼうと、
福井県立病院陽子線がん治療センターを訪問してきました。

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【陽子線治療とは】

放射線治療の一種です。
従来のエックス線は、体の表面近くで放射線量が最大となるため、
正常な組織にも損傷を与えてしまう弱点があります。
一方、陽子線はある深さで放射線量が最大となる特徴があるため、
がん細胞に合わせて線量が最大となるよう照射することができます。
がんには線量を多く、正常組織には線量を少なくできるので、
副作用を減らすことができます!
これはうれしい!!

【見学の様子】
 工場のような広い室内に、赤青黄色のさまざまな機械。
↓1周20メートルの加速器を高速で回転することで水素ガスが陽子線になります。

磁石2
磁石
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 陽子線が処置室に届き、患者さんのがんに照射されます。
↓がんの位置に応じて照射口が回転します!

台1 台2

 患者さんひとりひとりのがんの形に合わせた型が作らます。
 この型のとおりに陽子線が広がります。
 ↓だから、周りの健康な組織への影響が少ないんですね!!

ガンの型2

【見学を終えて】
がんの治療というと、切ったり副作用が辛い抗がん剤をイメージしていましたが、
身体への負担が少ない治療方法があることを知り、とてもうれしくなりました。
もし、自分ががんになったらきっとこの治療法を選択すると思います。
同時に、治療法の選択肢を知っているのと知らないのとでは、本人や家族の未来に大きな差が生じるかもしれないと感じました。
私たちの仕事は、お客さまががんになったときに、納得のいく治療方法を選択できるよう、保険をおすすめしたり、がんに関する様々な情報をお伝えしていくことだと再認識いたしました。
これからも、いろんな場面でお客さまの役に立てるよう勉強いたします!

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